自宅の外観・外装をリフォームするときのポイント

役立つ情報

街を歩いていると、個性的で素敵な外観の家を見かけることも多くなりました。
テレビでもリフォームをテーマにした番組が放送されるなど、家の改装はちょっとしたブームです。
「自分の家も雰囲気を変えてみたい」とあこがれる方もいるのではないでしょうか。
でも、外観のリフォームはそうすればよいのか、わからないことも多いですね。
今回は自宅の外観・外装のリフォームをする際のポイントについてお伝えします。

リフォームに必須な足場工事

家の外観・外装とは何か

外観・外装のことを住宅用語では「エクステリア」と言います。
エクステリアは大きく2種類に分けられます。

  • 建物の外観に関するもの(屋根、外壁、扉、窓など)
  • 建物以外の設備に関するもの(庭、塀、門扉、ガレージなど)

これらを交換したり、塗り替えたりして見た目を美しく変更することをリフォームと呼びます。

外観・外装をリフォームするメリット

リフォームのメリット

外観・外装のリフォームには以下のメリットがあります。

  • 自分の好みに合った外観の住宅になる
  • 使いやすい設備になる
  • 防犯やバリアフリー対策になる
  • 家の耐久性が上がる

単に新しく見せるだけでなく、住みやすさや使い勝手も向上します。

外観・外装のリフォーム前に考えておくべきこと

リフォームを検討する際は、初めにどのような機能・雰囲気にしたいのかを明確にイメージしておきましょう。
外装のリフォームには大きく3つのタイプがあります。

オープンタイプ

家を塀や柵などで囲わないため、開放的な外観になります。
海外の住宅に多いスタイルでしたが、最近は日本でもオープンタイプを好む方も増えています。
狭い敷地でも広々とした空間を演出できますが、一方で防犯効果は低く
不審者や動物が入ってくるなどの問題が発生しやすいのもこのタイプです。
オープンタイプを施工する場合は、防犯カメラやセンサーの設置などもあわせて検討しましょう。

クローズタイプ

従来からの日本家屋に多いスタイルで、オープンタイプとは反対に家の周りに塀や垣根、門扉を設置します。
家を囲むため、不審者の侵入を防ぎやすくプライバシーも守れます。
一方で、不審者が侵入してしまうと外からは見えにくいというリスクもあります。
また、敷地が狭い場合は囲うことで圧迫感を感じる場合もあります。

セミオープンタイプ

オープンタイプとクローズタイプの中間にあたるデザインです。
フェンスを施工し門扉は設置しなかったり、塀の代わりに低木を植えたりして
圧迫感をなくすなどの手法で適度な開放感を作り出します。

リフォームの全体をイメージする

これらを念頭に置いて、家全体が持つ雰囲気に統一性を持たせるように設計しましょう。
和風/洋風、モダン/クラシック、などのざっくりしたイメージだけでもかまいません。

細部にこだわった結果、全体の雰囲気にまとまりがなくなるという話もよく耳にします。
さらに、リフォーム完了後に「思っていたのと違う」といった事態になることは避けないといけません。

よくあるのが以下のようなものです。

  • 段差や塀の高さが不便になった
  • 見た目が安っぽくなった
  • 汚れが目立つようになった
  • メンテナンスが難しくなった
  • 日当たりが悪くなった/よくなりすぎた

モデルルームで実物を見て解決できるものもありますし
多くの工事を経験している施工業者に相談するのもいいですね。

また、費用面との兼ね合いもありますが、リフォームはできる限りまとめて
実施することをおすすめします。
一気に行うことで統一感を出せるのと、足場やその他の付帯費用が安く済み
結局は費用を抑えることにもつながります。

外観・外装リフォームの種類

では、具体的にはどのようなリフォームがあるのかを見ていきましょう。

外壁・屋根の塗装、張替え

家の外観を一新するのに一番手軽かつ効果的で、建物そのものの
耐久性を上げる効果もあります。
塗装は使用する塗料によって費用や耐久年数が大きく変わります。

また、外壁用のサイディング材や屋根材を貼る方法もあります。
塗装よりも手軽で多様な質感やカラーを選択できることから
近年はリフォームだけでなく新築住宅にも多く採用されている手法です。

玄関ドアの交換

玄関ドアを交換するだけでも建物の印象を変えることが可能です。

さまざまなタイプのドアが販売されていますので
使い勝手や光の取込具合を考えて選んでみましょう。

外柵、塀のリフォーム

外装のリフォームで一番大きくイメージを変更できる部分です。
先に触れた3つのタイプを元に、設計図を作成してもらって検討しましょう。

まとめ

外観、外壁のリフォームを行う際の考え方、ポイントについてお伝えしました。
少し手を加えることで気分も変わり、使い勝手や耐久性も向上するリフォームは
あらゆるタイプの家にお住まいの方におすすめです。
自身のライフスタイルに合わせた設計を行い、信頼できる業者を見つけて
素敵なお住まいを手に入れてください。

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